ワセリンの使い方や種類とは?効果、効能や塗り方のコツは?

ワセリンの使い方や種類とは?効果、効能や塗り方のコツは?

 

石油から不純物を取り除いた
油性の物質(ペトロラタムゼリー)を抽出します。

 

注した物質からさらに不純物を
取り除いたものがワセリンになります。
ワセリンは油性物質なので、油と同じように
思われるかもしれません。

 

しかし成分自体はまるで違います。
植物性油には、不飽和脂肪酸と
結合しやすい性質があります。

 

ワセリンは含みません。
そのため、水には強く
はじく性質があるため、長持ちします。

 

ワセリンには、黄色ワセリン・白色ワセリン
プロぺト・サンホワイトです。

 

この分類は、不純物の含有量の量により
呼ばれ方が変わります。

 

価格帯的には、黄色ワセリンが一番安いです。
但し、日本ではほぼ見られません。

 

一般的にあるのは
白色ワセリンです。
病院で処方されるのも
白色ワセリンかプロぺトです。

ワセリンの効果効能は?使用上の注意点は?

 

ワセリンは、浸透圧が低いですが
保湿機能は、かなり優れています。
そのため、表面にとどまり
バリアを高めて回復を手助けします。

 

肌荒れしたときは、バリア機能の回復のために、
皮膚科で処方するのは、それが目的です。
副作用もほとんどないため、治療にはよく使われます。

 

ワセリンは、角質層を破壊しないため、
自然治癒力をあげます。
逆に、クリーム等は、角質層の破壊をするため、
刺激を与えてしまいます。

 

まず使うときには、洗顔をよくし、皮脂やほこり、
汚れをキチンと落とした上から、薄くのばし
保湿することです。

 

汚れた手でそのまま塗ってしまうと、表面だけで
浸透しないため、雑菌繁殖は表面上で起きます。
肌荒れを改善する機能が高いものを
逆に使えば、起こらないことも起きてしまいます。

 

 

ワセリンの保存方法は?

 

ワセリンは、ほとんど、変質することがありません。
購入しても2年ぐらいは持ちます。
ただ、保存方法が、間違っていると
雑菌が繁殖してしまうため
十分取り扱いは注意してください。

 

保存場所は、直射日光が当たらない場所で、
不透明な容器に入れることが大事です。
無臭のはずですが、開けた時に、臭いがした場合は、
雑菌が含まれてしまっているため、捨てましょう。

 

当分使っていないものは、表面部分を
少し捨ててから、使いましょう。

 

防腐剤が入ってないため、注意は必要です。

 

冷蔵庫に入れて出して使ったりとすると、
温度差で結露が出てしまい、カビの原因になります。

 

常温で、直射日光の当たらないところに、保存しましょう。

 

 

ワセリンの塗り方は?

 

まず、お薬を塗るのとワセリンを塗るのと、
どちらが先なのか迷うところですよね。

 

洗顔をして汚れを落とした後、保湿・保水を
する上では、やはり、先に、基礎化粧などを使います。

 

その上からワセリンを塗ると効果的です。
膜をはる感覚と思ってください。

 

逆にすると、はじいてしまうため、
保湿や保水はできません。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?ワセリンの使い方などを
ご説明しました。

 

ワセリン=赤ちゃんの肌荒れ対策用品
というイメージが強いです。

 

しかし、大人の人でも使えます。
肌荒れ原因の乾燥を防ぐには、ワセリンは最適です。

 

上手く活用し、お肌の保護に役立ててください。
ほとんど副作用が現れないものですので
安心して使えます。

 

ただ、使用量等は、きちんと、確認してください。
多すぎれば、べたつきやかゆみは
人によっては出る可能性もあります。

 

長期使用するためには、直接触らず、適度な温度で
保つことを心掛けましょう。

 


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